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第2話 愛液は花の香

ผู้เขียน: 月歌
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-11-16 22:43:06

妖しげな森に突然連れて来られた智也は、とにかく愚痴るしかすることがなかった。ひたすらにぐちぐちと文句を垂れ流す。それ以外に、この異常な現実を受け止める術がなかった。

「ありえねーーー、何かの間違いだ。こんな世界絶対ありえねーー。分かった、夢だな。夢に決まってる」

智也は自分の頬を叩いた。痛みが走る。現実だ。

「お兄ちゃん、いい加減諦めたらどうにゃ?」

妹のモモが呆れたように言う。

「そうだ、ここはどう考えても異世界だ。こんな巨大な花は図鑑でも見たこともないぞ」

巨大な花を観察していた蓮が、ゆっくりと視線を智也に向けた。その目には興味が混じっているように見えた。

「それにしても、何時まで智也は裸でいるつもりだ? 襲われたいのか?」

智也は顔を引きつらせた。自分の状況を改めて突きつけられる。恥ずかしさと苛立ちが胸に湧き上がる。

「襲われるって、誰にだよ!」

声が上ずった。智也は咳払いをして、蓮の黒いマントに視線を移す。

「それより……お前、そのマントを裸の僕に貸す気は無いのか?」

「ない」

蓮は即答した。マントの端を指で撫でながら、得意げな様子で続ける。

「これは、魔法使いの証だ。たぶん脱いだら死ぬ!」

「誰が決めたんだよ!」

智也は叫んだ。怒りと焦燥が入り混じる。だが蓮は涼しい顔で肩をすくめるだけだ。

「お兄ちゃん、それより可愛い女の子になったね! 胸も大きいし、うらやましいにゃ」

モモが猫耳をぴくぴくさせながら智也の周りをぐるりと回る。無邪気に褒めてくれるが、ちっとも嬉しくない。

「うっ……」

智也は言葉を詰まらせた。視線を落とすと、確かに膨らんだ胸がある。柔らかく、重く、明らかに女のそれだ。

――大体、妹も露出が激しすぎる。

猫柄のスクール水着に可愛い三毛猫の尻尾が付いている。中学生にこんなものを着せたら、ロリコン野郎を喜ばせるだけだ。智也はそう思いながら、自分の状態に意識を向ける。

いや……その前に、智也自身もかなり男に目をつけられそうな状態だった。

童顔に巨乳、すべすべの肌。恐る恐る触ってみる。胸は本物だ。揉むたびにピンクの乳首がぴんと立ってくる。感触が生々しすぎて、智也は息を呑んだ。

下半身にはあるべきものがなく、薄く茂みがあるだけだった。

確認の為に、股の間を触ってみる。妙な襞が指に当たった。そこを触っていると、なんだか体の芯がぞくぞくしてくる。

――これが……女の体なのか。

智也の思考が混乱する。

「おい……智也。自慰行為はその辺にしておけ。人前でするのは下品だ」

蓮の冷静な声が頭上から降ってきた。智也はハッとして手を離す。

「誰が自慰行為じゃ、蓮!」

顔が熱い。羞恥と怒りが入り混じる。

「じい行為ってにゃに?」

モモが首を傾げた。智也は慌てて視線を逸らす。

「モモは知らなくていいの。それより話し方がおかしいぞ」

モモが笑って答える。

「勝手に"にゃ"ってなるにゃ!」

「そ、そうか……」

――可愛いから許そう。

智也がそう思っていると、蓮から声がかかる。

「智也……太ももに愛液が垂れてきているぞ」

蓮の言葉に、智也は思わず声を上げた。

「あっ!」

気持ちいいと思っていたら、股からとろとろと透明の体液が溢れてきていた。慌ててそれを手で拭う。指先に粘りつく感触。なんとなく、臭いを嗅いでしまった。

――いや……決して変態ではなく。その、なんとなくいい香りがしたから。

童貞だから女との経験がない。こんなにいい香りがするものなのか? 智也の中で疑問と困惑が渦巻く。

「智也、何を自分のものの臭いを嗅いでいるんだ。――お前、変態か?」

蓮の声は相変わらず冷静だった。智也は慌てて手を払った。

「いや……そうじゃなくて、なんか花のようないい香りがするんだよな」

「まさか? 以前になめたことがあるが、花の香りはあり得ないだろ」

――ちっ、蓮の奴経験済みかよ。

智也の中で嫉妬に似た感情が湧く。そんな事を思っていると、蓮が智也の股に鼻を近づけてきた。匂いを嗅ぎ始める。

「なるほど、蜂蜜のような甘い花の香りがするな。興味深い」

蓮は目を細めた。学者のような冷静さで智也の体を観察している。智也は身を強張らせた。

「モモも、お兄ちゃんの股のにおい嗅ぎたい!」

「うわっ、よせ!」

妹が智也の太ももにしがみ付いてきた。智也は反射的に妹の尻尾を掴んで持ち上げた。

驚いたことに、猫ほどの重量しかなく妹はひょいと智也の手で地面から持ち上げられてしまった。

「なにするでしゅかぁーーにゃーーー!!」

モモが空中でじたばたする。

その時だった。

突然森の茂みががさがさと音を立てて揺れた。智也は息を呑む。

――何かが来る。

ぬっと山賊風のもじゃ頭の男が三人現れた。

「おい、見てみろよこんな森の中に女がいるぞ!」

「すげーー、裸の女がいるぞ。お、高く売れそうな獣人もいるじゃねーか」

「これは、神様が俺たちに与えた供物に違いないぞ。やっちまおうぜ」

男たちの視線が、蓮を無視して智也とモモを舐めるように這った。智也の背筋に悪寒が走る。

――まずい。

智也は慌てて猫耳のモモを胸に抱き寄せた。心臓が激しく跳ねる。

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